このページでは、
保育士実技試験「言語」で合格するために
どんなふうに準備と練習を行えばいいか解説していきます。
- 「言語」の台本の作りかた
- 「言語」の練習方法を知りたい
という方におすすめです。
実際に私が「言語」の試験を受け、合格した方法です。
【言語の練習】まずは、どのお話にするのか決める
まず最初に、4つのお話の中から、どれか1つを選びます。
4つのお話を実際に読んでみて、決めるといいですね。
どのお話にするか迷ったら、コチラ↓の記事も参考に。
それぞれのお話の特徴をふまえて、
自分の好きな、話しやすいものを選んでくださいね!
【言語の練習】3分で話せる台本を作る
台本作りはとばすこともできます。
- 自分でオリジナルの台本を作らなくてもいい
- 試験まで時間がない
という方は、実技試験用の問題集を購入すれば
台本がのっていますので、そのまま使用しても問題ありません。
私は「造形」の試験用にコチラ↑の実技試験参考書(当時の最新版)を購入していました。
それぞれ4つのお話の例がのっていて、そのまま台本として使うこともできます。
自分で考えたほうが覚えやすいタイプの私は、
絵本を参考に、自分で台本を作っていきました。
言語の台本の作り方
まず、お話のベースになる絵本を決めて読みます。
絵本は、絵を見せながら読む(もしくは読み聞かせる)ものなので、
絵がない状態でも話が伝わるように
絵本の話の流れを参考にして文章を作っていきます。
また、3歳の子ども達がお話の世界を楽しめる必要があるため、
3歳児でもわかりやすい(伝わりやすい)表現になっているか見直していきます。
そうして、とりあえず完成させます。
その後、実際に読み上げながら3分間で話ができるかどうか時間をはかります。
私は、「本番は緊張のため、早口になることが多い」として
3分5秒ほどでお話しできるように
細かいことばや表現を調整して完成させました。
【言語の練習】台本を暗記する
台本が完成したら、暗記します。
まずは何回も声に出して読み、覚えていきます。
覚えるのが苦手な人は
読む状態で、とにかく本番と同じように話し、回数を重ねましょう。
だんだんと、分かる部分は台本を見ないようにしながら話していきます。
耳から聞くほうが覚えやすいという人は
自分の読み上げているお話を録音して、
その自分の声に合わせて一緒に話していく方法もおすすめです。
このあとの段階が重要になってくるので
自分にあった方法で、どんどん覚えていきましょう!
【言語の練習】動きや話し方を練習する
台本が暗記できたら、
実際に、“イスに座る”もしくは“立って”
本番と同じようにお話しをする練習を行います。
言語の実技試験では
求められる力:保育士として必要な基本的な声の出し方、表現上の技術、幼児に対する話し方ができること。
保育士実技試験 概要より 2023年現在
とあります。
- はっきりとした分かりやすい言葉で話す
- 笑顔
- 15人全体を見て、それぞれにあたたかいまなざしをおくる
- ほどよく感情をこめる
- ほどよい身振り手振り
- 思わず聞いていたくなるような楽しさをだす
↑上記のようなことを意識することが大切です。
はっきりとした正解がないので難しく感じるかもしれません。
保育士試験公式HPで実技試験の概要をよく読みましょう。
そのうえで
「自分が保育士としてどうやってお話したらいいのか」
よく考えて自分のお話を作っていきましょう。
【言語の練習】誰かに見てもらい、改善する
本番と同じようにお話しすることができるようになったら
ぜひ!誰かに、実際にお話しするところを見てもらいましょう!
もし身近にいれば、保育士や幼稚園の先生、子どもと関わる職業の方だと、なおいいです。
見てもらう際には、
「どういう試験概要」で、「求められている力はどんなものなのか」も伝えます。
そのうえで、実際に自分のお話を聞いてもらい
感想やアドバイスをもらってください。
そして、より良くなるように改善していってください。
また、自分でお話をしている様子を、動画にとって見直すこともおすすめです。
自分ではできているつもりでも、
思っていたより表情がかたかったり、声が小さかったりするかもしれません。
自分だけで完結させずに
客観的にみてできていることがとても大切です。
自信をもっていどめるように
自分でも、
他の人から見ても
大丈夫と思えるような形にしていきましょう!
【言語の練習】どんな状態でもできるように練習を繰り返す
自分のお話の完成形ができあがったら
あとはそれを、本番でも問題なく再現できるように、練習を繰り返しましょう。
本番は、複数の試験官が凝視しているなかで行われます。
入退室をふくめても、たった5分ほどの試験時間ですが
それはもう緊張します。
私は、前職は接客業でしたし、
人前で話をしたりするのは、どちらかといえば得意なほうでした。
それでも、自分の番まであと数人の時は
心臓がバクバクしてどうしようかと思いました…。
そんな状態でも本番までに落ち着けたのは
「あれだけやったのだから大丈夫!いつもと同じようにすればできる!」
という自信でした。
どれだけ練習すれば安心かは
人によって違うのでなんともいえませんが
“どんな状況でも、お話はスラスラでてくる”くらいにしておけば
本番でも合格できる力が出せます。
私の場合は、
- 朝起きた直後
- 車の運転中(←暗記しているので何か見たりはしてないです。念のため…)
など、日常生活のちょとしたすきま時間を練習にあてていました。
保育士実技試験は、筆記試験と違って
本当にあっという間に終わってしまいます。
保育士資格取得まであと1歩!
後悔がないようにしっかり練習して本番にいどんで下さいね!!
心から応援しています!!
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